ミック・ダンディー
自然を愛し動物と共に密林で生きる男
今度の舞台はL.A.だ!
田舎者が都会を舞台に
カルチャーギャップから笑いを巻き起こすコメディの体裁をとりつつ
実は自然の尊さを説く、自然回帰がテーマのシリーズ第三弾。
笑いの中に現代人が忘れてしまった大切な「何か」を教えてくれる。
という感じ?
それはそうとなんで今さら新作なんだろうね。
映画館で隣に座った娘さん曰く
「え? 前もあったのコレ? いつ? でもけっこうおもしろいね」
さすが13年ぶりー。存在知られてねえ!
ていうかー、なんだよ私が年寄りみたいじゃんか。ちっ。
まあ前作知らない人も楽しめることがわかったのでよしとする。
ミック(ポール・ホーガン)の都会でのあたふたっぷりに
周りの観客もどっかんどっかん。
ドリフの笑い声のようなおばさん笑い声。たまんねぇ。勘弁して。
で、前作知ってる人にはどうか。楽しめたのか。
訊いてみよう。(自分にだけど)
息子(名前忘れた)や親友ジャッコ(アレック・ウィルソン)の存在がイイカンジ。
特に
ジャッコに対するミックの都会体験先輩っぷりがステキング。しったか大将。
それは例えばインディーズあがりのバンドに対するあなたの友人の言葉
「いやー、あいつら昔のがよかったね」(心の声:俺は売れる前からチェック済み)
そんな雰囲気を思い出してくれれば目安となるでしょう。(チガウ)
てゆか劇中でミックはある犯罪に巻き込まれ、その真相究明にのりだすんですよね。
で、その真相に対して
ソコのアナタ。そう、右2,3席むこうの女連れのオマエ。
「(真相がストレートすぎて謎解きが)バレバレじゃん」って
バカ。
なんでこの映画で謎解きが必要なんだ。
テーマは笑いだろ。コメディだこの映画。まじめに推理してどうする。
んな風情で久しぶりに考え無しで楽しみましたー。
こういうの大好き。
金曜ロードショーかなんかであっても絶対また観るな。
またいい加減なこと言ってるけど。
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