意志と信念があれば不可能なんてない
極限の世界に生きる男たちの熱きバトルがはじまる
鼻歌とともに
いや鼻歌はどうでもいいんだが。
ま、それくらい不敵に不遜に気楽に挑むくらいでちょうど良いってことですね。
さて、今回とりあげるのはそんな「ドリヴン」です。
「ドリヴン」てなんだ。「ドリフ」に関係ある? (ヒント:ありません)
どうせレーシング用語だろうね、「ドリフト」みたいな。
クラッシュシーンが印象的だった。
それからローアングル(ドライバー視点)レースシーンとか。
とにかく純粋にカーレースに関わるシーンは迫力満点で車とか好きな人にはこたえらえれないのかもしれない。私にはワカランけれども。
演技派転向路線のシルベスター・スタローンは、各メディアの映画紹介的には主人公だが、主人公と言うほど印象強くもなかったっけ。
確かにいちばんおいしいポジションでしたから、まあ、影の薄い主役ってことでいいか。
レースで死にかけ、第一線から退いていた花形ドライバー。ジミー・ブライ(キップ・バルビュー)の指南役としてレースの世界に復帰。そんな渋い男、ジョー・タントを演ずる。
煮え切らないジミーにいつ手がでるか(ハッパかけるか)、観てる最中ずっとドキドキ。
心配させるなよ。鑑賞者に心配させるとは演技派の道はまだまだ遠いの?
いちおう断言でなく疑問系にしてみたり。
キップ・バルビューは前述の通り若きホープ、ジミー・ブライを演ずる。
このジミーって、情けなさすぎ。最後まで弱音吐き通した。
いっそ天晴。
このジミーも影なんとなく薄かったなあ。
主役は誰だこの映画。あ、車か。
で、私のお気に入りはボー・ブランデンバーグ役のティル。シュワイガー!
ジミーとレースチャンプを争うベテランレーサー。
かっこいい! 絵になる。萌え。
絵になるといえば、この映画は空撮(俯瞰)が多く楽しめました。
普段なかなか見ることの出来ない風景を見るのはいいものですね。
また、エキストラの人の格好や、レース場のおねえさんにも絵心そそられました。
絵心を。つまりアート。エロじゃない!
当然ヒロイン役、エステラ・ウォーレンにもモチロン、グっときたよ。
肩幅とかすごいのが気になるけれども。
私がいちばん魅力を感じるのは彼女のくちびるでーす。
そのくちびるが、あの髪の毛と奏でるハーモニーはサイコーなのだ。
えろい。
とにかくそそられた映画だったということで。
絵心をだぞ(純粋な)。
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