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THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE KING
2004/2/19
遂に完結!

 実は当欄書き上げる前にいろんなところで書いたり言ったりしてるんですけど、このシリーズのこの作品、つまり最終章「王の帰還」についてコメントする必要があるのかしら。第1部と第2部の時点で鑑賞者の振り分けは終了してまして「長い!」とか「つまんない」という人は前作まででもうリタイヤ済みでしょうし、ここまで観てきた人にとって誰がなんと言おうとはこの最終章は観ずにはおれないでしょう? 私とかそうですもん。他人の評価なんかどうでもいいしそんなの見聞きしてる段階ではないっていうか、早く観たら?(笑)

 ということでここでもう終わってもいいんですけど、でも画像集め過ぎちゃった私は右の画像欄が縦に冗長になりすぎるのもなんなんで、左右がバランスがとれる程度には酒飲み話程度の軽い気持ちで文章つらねちゃおうっかなー。みたいな。


 ちょっと復習しときますと「ロード・オブ・ザ・リング」は日本ではもともと「指輪物語」という名前で紹介されたファンタジーの元祖と言われる名著です。作者はJ・R・R・トールキン。1960年代の作品です。ちょっとマニアはいった少年たちならかつて一度はあの分厚いハードカバーを手に取ったことがあるでしょう。学校の図書館で。きっとどこの学校にも昔からあった、それほどクラシックかつ文部省(文部科学省)推薦健全娯楽作品です。
 そんな古典が何を思ったか21世紀に映画化されたんです。どうしてこんな企画が立ち上がったかはわかりません。「指輪物語」に心震えたかつての少年たちの熱い想いが結集したのか、単にネームバリューにすがったのか。どっちにしても大成功だったのはみなさまご承知の通りです。


 この映画は本当に男気あふれるつくりでして、だいたいふつう3部作とかつっても、途中から観ても内容がわかるようになってるじゃないですか。もしくはそれ単体でも楽しめるように。「バック・トゥー・ザ・フィーチャー」シリーズとかそうですよね。でも「LOR」は違う。1,2,3と順番に観ないともう何がなんだかぜんぜんわかりません。映像的には個別で見ても迫力はあるがストーリー的にはまったくわかりません。だからこそ冒頭の「振り分け」ってことなんですけどね。ただこのふるいに残った人たちにとってもう「王の帰還」はなんだこれ、最高!

 とりあげたい山ほどあってしょうがないけど、あえて挙げるなら旅の仲間たちですね。まずメリーとピピンとサムのホビットズです。熱すぎ。メリーは、争い大嫌いの彼が、剣を手に戦います。ピピンは自分のこれまでのいいかげんさが事態を悪い方向に招いたことへの反省と、だからこその決意がたまりません。サムは前作同様あくまでフロドに仕えるんですけど、そうこの3人を突き動かしたもっとも強い動機がフロドへの友情っていうのがもう!
 そしてコンドールの城の攻防で、これは今回メインの戦争シーンですが、最初はとにかくずたぼろにやられるんですよ。投石機その他でで城壁は想像以上のスケールでボロボロ崩れるし味方はどんどん死んでいくし、もうなにやってるんだD.S(ダーク・シュナイダー)!! 2年間も眠ってる場合か、早く目を覚ましてくれ!! っつう感じで気分はもうヨーコさん(地獄の鎮魂歌編)。なのでアラゴルンとレゴラスとギムリが死者の援軍連れてきて大暴れしだしたときの爽快感ったらなかったです。


 ここで説明不足のサムについて言わねばなるまい。サムは主役ですからね。「サムこそ、真のヒーロー」(イライジャ・ウッド)です。
 そのサムに、ゴラムの策略にはまってフロドのあほうがサム三行半つきつけるシーンがあるんです。サムが指輪を狙ってると誤解して。すごいせつないシーンです。そう、「うしおととら」で白面の者との最後の戦いの前、秋葉流(あきば ながれ)を倒したとらに対して主人公・潮(うしお)が「化物」とトンって胸を蹴って決別するとこくらいせつない。ただもちろん、フロドが死にかけたとき颯爽とサムは当然のように現れるんです! 当然とは側にいるのが当然ということです。2人で1人なんです。うしおととらのようにね!

 そういうわけでエンディングのサムの姿が、私にはそれはもう幸せで幸せで。この映画はエンディング、つまりエピローグに入ってからがまたやけに長いんですけどそれもこれもこの長編物語シリーズ全体のエンディングですから。そしてなぜか長いエピローグも長く感じません。どういうことかって「王の帰還」見始めた瞬間から早く先を観たい、でも終わって欲しくないという葛藤がずーっとありまして、だから指輪の決着がついたとき、もう終わるっていうのがすごく嫌で嫌で、けれどこの長い長いエピローグが静かに心を落ち着けてくれたんです。


 「ロード・オブ・ザ・リング」は映画としての出来は正直どうだったのでしょうか。どんな伏線も見事にあとあと関連づけてまして無駄なエピソードがなく、VFXも音楽も、すべてが高次元でまとまっていたと思います。けれどもちろん「うーん」と疑問な箇所はあるし、特に「王の帰還」に関しては正直80点とか70点といったところでしょう。け、ど、でも100点です! 100点満点です。技術とかなんとかしらない。ただね、わくわくした、どきどきした、ぐっときた。100点満点以外に点数のつけようがありますか!? ない。


 余談ですがDVDのスペシャル・エクステンデッド・エディションは高価なだけあって廉価版とは比較にならないほど最高峰の出来らしいです。未公開シーンとか。こういうのは劇場だと時間制約とかスポンサーの都合などあってオクラ入りしたりすることもあるんでしょう。だから、映画の迫力をスクリーンで直に堪能して、その後DVDでカットされたシーンを補完するってのがオススメですね。誰にオススメかって私自身に対してですけど。


関連作品
「ロード・オブ・ザ・リング」
「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」

感無量。


迫力満点、ゴンドールの大攻防。

ギムリ? レゴラスとのやりとりがあいかわらずニクイ。

本文に書きそびれたが、ガンダルフはゴンドール攻防で杖と髭を振り回して大暴れ。

レゴラスは像とコミカル攻防(´'-'`)

ピピン。おもわず泣きそうになるすてきな歌声も披露します。あと男を見せます。


フロドは最後まで人に助けられるだけ。それでも彼にみんなついていく。これも才能だ。

サム、理想の人。ホビットだけど。


公式サイト:http://www.lotr.jp/
「指輪物語」ホームページ:http://www.asahi-net.or.jp/~BT7T-TNMR/rings.html
指輪物語(ROR)アイコン:実はキャラクター紹介コーナーとしてもわかりやすい気がするサイト
eiga.comおもしろ企画:「前2作飛ばして、いきなり「王の帰還」を観たらどうなる?」

ROR 王の帰還
dvd:「ROR」スペシャル・エクステンデッド・エディション
dvd:「ROR 二つの塔」スペシャル・エクステンデッド・エディション
cd:サントラ「ROR」「二つの塔」「王の帰還」
book:文庫 新版 指輪物語 全9巻セット
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game:「王の帰還」PS2GAMECUBE
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