「予告編の映画のがよっぽどおもしろそうやったねー、
君がコレおもしろかったいったらどうしようかと思ったよ」
「つかコレ観るハメになったのは、
オマエが他の映画もう全部観尽つくしてっからだろ」
コレとは、「ミュージック・フロム・アナザー・ルーム」、どん!
マいいから「ミュージックなんとか」観とけキミタチも。オモシロイよ!(マイナス方向に)
どんな作品かって言うとー。
許嫁のいる女性を一途に思う青年の恋心を爽やかに描いたファンタジーです。
一途だっていうかほんとはこの男、女と同棲しててしかも映画のオープニングでいきなりその娘にふられる甲斐性なし。
しかもそれまでヒロインのことはすっかりお忘れになってたご様子です。もちろん私たちはそこに気付いてはいけません。一途でさわやかな青年って設定ですから彼。
マ、マ、一途っていうか、
ヒロインをその母親の「中」からとりだしたのが彼だったから。手つっこんで。
そりゃ忘れられません。(忘れてたけど)
ヒロインのお姉さん(盲目)の恋のエピソードだけがすくいでした。
感動します。
ココだけ。
つまこの「ミュージックフロム〜」鑑賞時の予告編がコレ「オーロラの彼方へ」。
期待大。
で、騙されたってオチ。
別に悪い意味ではありません。良くもないけど。いわばアララ。(何)
しかしホント予想外の展開にドキドキ。
込み入ったタイムパラドックス、そこまでしつこく描くとは。
とか言ってたらいつのまにかサスペンス映画。(←予想外)
とりあえず最初と最後は予告編の雰囲気でハートウォームにムリヤリ統一感だしてまーす。
予告編のことを含め、いまさらながらイメージ戦略、広告の重要性を感じた次第。
たしかに他の映画よりカップル多かったしー。
要するに、
この冬、最高に素敵なファンタジー。ラブラブな君たちにオススメよ。
とか思って観に来たナウなヤングのアベックどもにはちょっと残念な展開だったカモ。
で、肝心な表題映画のストーリー説明はしないままってオチ。
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