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ターミネーター3 (TERMINATOR 3) 2003/7/17

恐れるな。未来は変えられる。


 スカイネットは滅びていなかった!!
 というかスカイネットのその正体、やられた。そうきたか! 5年前に言われても意味わかんなかった。今だから理解できるその「正体」。ただ今でもインターネットをそれほど一生懸命しないひとには少々難解、なの?
 だから、かどうかはわかりませんけど、私の周囲では公開前から賛否、というか否の多い映画でして、観てもないのにキミタチは何言ってんだっつー情報過多の時代を象徴するエピソードの中、先行上映観終わったツレが「T3=最低映画オブ2003」の称号を与えるにつけ、前評判と観賞後の感想結果が合致し、火のない所に煙は立たないっていうしなあ、噂もバカにならないねぇってカンジー。マ出来が良かろうが悪かろうが私は「T3」鑑賞のため映画館に赴くわけなんですが、コレもはや「イベント」だし、結果は考えないで良いんだよ、参加することに意義がある。

 そんな期待薄な「T3」、結論から言うと私には「アリ」だったりして。
 確かに、前半T-850(シュワ)が、未来からとうぜんすっぱだかでやって来て、チンピラから服を「調達」するあたりで、これまで積み重ねてきたシリーズの雰囲気をぶち壊しかねない衝撃映像とかはあるんですが、あれがきっとアメリカンジョーク。メリケンアッハッハ、ジャップごときにはキャンノットアンダースタン、イエー!


 ともあれ女ターミネーターT-X(クリスタナ・ローケン)のかわいいこと! 予告でおなじみのキリリっとしたアップヘアーもいいけど、初登場時(はだか)の下ろした髪もたまりませんね。というかもっときわどい(えろい)シーン多いのかなあと期待してたのに思いっきりお子さんもと観ても安心映像ばかり。残念ですね、あはんあはん。
 でも露出じゃないえろさはすごいです。彼女の無機質なロボットぷりはすばらしくまさにマシーン。とはいえT-850との格闘の際に見せる一瞬の笑みとか、ジョン・コナーとりにがしたときなどの「チッ」っていう微妙な表情の変化がお見事で、これがもうえろい。悪女にハマる男の心理がなんとなくわかってきました。殺すためとはいえ自分を追いかけて来てくれるのって…嬉しい・・・(駄目)

 T-850であるシュワさんも、全盛期とは控えめに言ってもあきらかに劣ってはいるけども、素晴らしい肉体美で、もうターミネーターっぷりはたまらんですね。やはりこの人あっての当作品ですね、あたりまえですが。
 「T3」では未来から過去に送り込まれてくるターミネーターがなんでいつも「シュワな容貌」なのかも種明かしされてて、ほんと余計なほどに地味なファンサービス。

 もちろん2体のターミネーターの格闘も見物でして、メインはCG満載というクレーンカーチェイスですね。カーチェイス自体は、私としてはつまんな、や、どうということはない映像なんですが、でもだからこそアクションに捕らわれることなく際立つんですね、この2体のロボットとしてのレベルの違いが。T-850はだんだんボロボロになっていくんですよね、いわゆる昔ながらのロボット像。タイトーの伝説の3画面筐体ゲーム「ニンジャウォーリアーズ」を彷彿とさせと言えば、わかる人にはわかって頂けるでしょうか。対してT-Xはいつまでたっても傷ひとつない。洋服すらも(自分の流動金属みたいなので作ってるから)傷つかない。見た目からもう、性能の圧倒的な差がわかる。うまい。

 ロボットといえば後半、T-1(!)ってのが出てくるんです。このロボはもちろん800シリーズや1000、Xに続くいわば鉄人1号、初号機なんですけど、実はCGやミニチュアでなくって、「ホンモノ」なんですと。原寸大ロボってことですね。ぶっちゃけ映画鑑賞者にはCGでもどっちでもいいんですけど、そういう細かい心意気が作品のパワーを生むんですね。たぶん。


 しかし心意気にも関わらず、T3駄作論が蔓延してるのはやはりジョン・コナー(ニック・スタール)が第一原因すかね。有名無名や演技の質はさておいて鼻、上向き過ぎ。映画の冒頭に対ロボット組織のリーダーなシーンが、想像みたいな感じでチラリでてくるんですが、ニックジョンのなんとまあナッシン・カリスマ。良く言って主人公の金魚のフンでストーリーの都合に合わせて殺される仲間役。ドラゴンボールのクリリンと言ったらクリリンファンに失礼ですか。でもヤムチャじゃないところがニックへの私の良心。

 まあそんなわけでして、「2」にて「審判の日」は回避し得たはずなんですが、ジョンは戸籍も保険も何もなく世から隠れ、日雇いでその日暮らしをしてたんです。つうのが彼にはまだスカイネットは滅びて無いという予感があったんですね。だから未来から再々度ターミネーターが来たとき殺されないように隠遁してたと、そういうことらしいです。そんな折り、つい交通事故を起こし病院に逃げ込んで、そこにいたケイト(クレア・デーンズ)にジャンキーに間違われてしまうわけです。このケイトってのがまたなかなかの存在感でして、もう主役ばりに活躍します。で、とにかく駄目だったのはジョンだけってオチ。この落ちぶれたジョンの駄目っぷりが「素直」に表現できるという、それがニック起用の理由なんだね、知らないけど。
 でも前回ジョン役だったエドワード・ファーロングくんは、ジャンキーな10代から更正できないまま成長して交通事故連発して内定してた「T3」降板くらったということで、これこそジョン。降板しなけりゃリアルな演技が期待できたのにねえ。ある意味。


 ま、やがて怒濤の衝撃エンディングに続くわけで、この終わり方こそ私に「T3」を「アリ」だと私に言わせた展開でして、タイムパラドックスの不安をことごとく解決し、かつシリーズ(特に「1」)の雰囲気を色濃く復活させました。
 この映画のエンディングに希望がないとお思いのあなた キャッチコピーは偽りだと思いますか? 私は思わない。


 


公式サイト:http://www1.t3-jp.com/

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